歌における腹筋は腹筋運動では鍛えられない?
こんばんは!
コートジボワール戦、負けてしまいましたね。
と言いながらちょっとだけ忙しくて見れていないのですが、笑
渋谷がすごい酷かったみたいでTwitterで話題でしたね。
さてそんな話はさておき今回は
歌における腹筋について、
かならず耳にした事があると思いますが、
「腹から声を出す」
という概念について。
この言葉は半分正解であり半分間違いでもあると思っています。
どういうことかというと、
この概念には「腹筋運動が大事」みたいなものが一人歩きしているように思うからです。
確かに歌に腹筋は重要だとは思うのですが
腹筋運動で鍛えられる腹筋とはまた違うものだと思います。
別に筋肉の付いている方が歌が上手いというわけでもありませんよね。
歌には歌の筋肉があり、
そこを効果的に鍛えるには歌っている時にいかに意識して使えるようになるかが鍵だと思います!
ただし注意して欲しいのは首から上や(声帯、舌など)息の流れなど土台となる技術が身に付いていない限り効果的に上手く正しく腹筋を使うのは難しいです。
私の場合、土台がしっかりし始めてようやく体を使うという感覚を理解し始められました。
ただ大きい声が出せるから腹筋が使えている、腹から声が出ている
という勘違いには気をつけなければなりません。
極端に言えば
声の大きさよりも出てくる声の質を重視した方が遥かに上達は早いと思います。
ある程度発声が良くなるまでは腹筋とかは軽く気にする程度で良いのではないかと
個人的には思っています。
ですがあまりにも筋肉がない、
という方は腹筋運動を少しした方が良いかもしれません。
また腹から声を出す、を意識しすぎて声を出すときお腹がガチガチに固まってしまったり、体が力んでしまうと声が詰まってしまい良い声は出ないので気をつけてください。
上手く腹筋を使うという感覚を説明するのは難しいのですが、
私の場合、発声がよくなってくると自然にその場所が
「使ってくれ!」
と指示を出しているかのような感覚を得ました。
なので何事も土台からしっかり作っていきましょう!